3.03.2009

生きること、愛すること

この1ヵ月、まともに更新ができなかった・・・。

1月末、Darlingのお兄さんが亡くなった。
しかも、自ら命を絶ってしまった。
私自身、しばらく心が落ち着かず、
おまけに、風邪も引いてしまった。

私が最後にDarlingのお兄さんに会ったのは、
昨年のクリスマス。
一言、「Hi」と言っただけで、すごく静かで、
どうしたんだろう? と思ったけど、まさか、
こんなことになるとは思ってもみなかった・・・。

お兄さんは、長男らしく、面倒見のいい、
とても頼れる存在で、正義感の強い人だった。
出会った頃は、よくご飯を食べに連れて行ってくれたのに、
去年から少し、会話にズレが生じるようになっていた。
かといって、そんなに深刻には見えなかったし、
両親、兄弟姉妹ほか、家族がいつもそばにいたので、
心配はしていなかった。

お兄さんには、奥さんと息子2人と娘が1人。
つい最近、子どもたちのために家をリフォームしたばかり。
どこから見ても、何の不自由もない生活。
なのに、「なんで??!!」・・・今も答えはない。

お兄さんと、Darlingと、家族に対して、
ショックと、怒りと、悲しみとが入り混じり、
それを、どこかにぶつけるわけにもいかず、
いまだに胸が痛くなる日がある。

きっと、一生忘れないだろう。

2月6日、お通夜の2日目、明日はお葬式だというのに、
ロサンゼルスには珍しく土砂降りの雨。
その夜、お兄さんの夢を見た。

太陽が燦々と降り注ぐ港で、お兄さんが白いシャツを着てたたずんでいる。
「はっ」と目が覚めて、お兄さんが”もう大丈夫”なんだと思った。
旅立つ準備ができたんだ、明日は夢の中と同じように晴れるだろうと、
安心してまた眠りに落ちた。

翌日の朝は小雨。でも、遠くの空には太陽が見え、明るい光がチラチラ。
教会に集まって祈りを捧げ、棺桶を閉じる。そして、そのまま墓地へ。
墓地までは、車で20分ほど。バイクに乗った係員の誘導で、
一列に並んで車を走らせる。
墓地に到着した頃には、すっかり太陽が顔を出していて、
青い風船と白い鳩を、お兄さんの魂として空に向けて飛ばした。

その後、参列者たちと食事をして解散。
帰り道、お兄さんと家族の家のある方向に、虹が見えていた。
なんともいえない、温かい気持ちでいっぱいになった。

人の幸せは人それぞれ。
同じ環境で育っても、同じ場所で生活していても、
求めるものはみんな違う。
人が、自分でない誰かを幸せにすることは、本当の意味ではできない。
幸せとは、自分自身、その人自身が感じるものだから。

でも、人は人を愛するはできる。
生きるとは、愛すること。
私は、DarlingとDarlingの家族を、心から愛しているし、
お兄さんの分まで、しっかり生きていってほしいと願う。

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