7.20.2009

COLDPLAY concert


7月18日土曜日、Darlingと二人で、 COLDPLAYのコンサートに行ってきました。 会場は、うちから車で15分のCARSONにある、 屋外スタジアムHOMEDEPOT CENTER。
偶然なのか、それとも狙ったのか、
ここは
ベッカムの所属するGALAXYのホーム。

さて、3月以降、Darlingはお兄さんのことや家族のことで、
すっかり心を閉ざしてしまい、
私たちがまともにデートをするのは、実は数ヵ月ぶりのこと。

家族を失ってから半年、まだ全開になれないのは承知の上・・・。

コンサートの前々日も、突然キャンセルしようとしたりして、
相変わらず情緒不安定。

当日、Darlingのママの家で待ち合わせていると、遅れてやってきたその顔には笑顔がなく、
ずっと楽しみにしていたコンサートが一体どうなるのか・・・
一瞬とても不安になった。


私の運転で会場に向かう途中、助手席に座るDarlingは、
いつもと同じように、私の近況を質問してくる。
話しながら、必死に心の中でお祈りした。

"どうか、今夜が素敵な夜になりますように・・・"

駐車場は激込みで、やっと駐車できたと思ったら、
会場からめちゃ遠くてびっくり。
時間もせまっていたので、2人で早足で歩き始める。、
以前ならすぐに私の手をつなごうとしてきたのに、
今日はなんだか遠慮している。

"えっ?どうして・・・?"

でもしばらくして、なんだか違和感があり、
2人ともほぼ同時に、お互いの手を取った。
そこからは、急に氷が解けたように、私もDarlingも笑顔になり、
会場が近づくにつれて少しずつ冗談も言いながら、
無事に席につき、ワクワク度はお互いに伝染。
彼らの出番を、興奮気味に待つ。

HOMEDEPOT CENTERは、思っていたよりもこじんまりしていて、
見た目では、おそらく東京ドームの半分ぐらいの大きさ。
屋外なので、会場にはビールやホッとドックの屋台が並び、
観客もラフな格好の人たちばかり。夏フェスのような雰囲気が、
余計にウキウキさせてくれた。

前座が終わった午後9時過ぎ、ようやく彼らが登場!
なんと前半は、「Speed of sound」や「Fix you」「Yellow」など、
前のアルバムからの曲。いい意味で期待を裏切ってくれた。
「Yellow」を演奏中、どこからともなく、
たくさんの大きな黄色い風船が飛んできたのは圧巻だった。

そして中盤から、最新アルバム「VIVA LA VIDA」の曲に切り替わり、
盛り上がりも絶好調というところで、突然メンバーがステージを降り、
どこかへ向かって歩き始めた。これで終わり?と思ったら、
そうではなくて、ステージのちょうど反対側、3階席の通路に、
いつの間にかマイクが設置されていて、
アコースティックでの演奏が始まった。

LAだからか、粋な計らいがあって、ボーカルのChrisがギターを弾きながら、
マイケル・ジャクソンの「Billy Jean」を歌った。もちろん、会場も大合唱!
さすがだと思ったのは、みんな歌詞をきちんと覚えていて、
「ヒュー」というマイケルの雄たけびさえも、完璧なタイミングで同時に叫ぶ。
やっぱりアメリカ人にとって、マイケルの存在って大きかったんだなーと実感。

すっかり暗くなった会場、Chrisが観客に、
携帯を出して電源を入れるようにと言う。
ふと、U2のコンサートを思い出した。
ボノも同じこと言って、数千の観客全員の携帯電話の光で、
会場に満天の星空を作らせた。
今回の演出は、さらに面白くて、光でウェーブをやることに。
Chrisの「3.2.1...GO!」の掛け声で、
光の波が、私たちの席の反対側が流れてくる。YEAH !! WOW!! 

となりを見ると、Darlingもちゃんと参加している。
光の波の中で、夜空を見上げ、
"なんて素敵な夜。神様ありがとう・・・"
と、心から何度も感謝した。

ステージに戻り、後半へ突入。
もちろん、「VIVA LA VIDA」で会場は大爆発。
ここでも、「OH~OH」と大合唱。
日本人として私が大好きな曲「Lovers In Japan」では、
蝶の形をしたカラフルな紙が舞う。

アンコールの1曲は、「The Scientist」。
この曲は、2003年にリリースされていた曲なのに、
私は今年の5月ぐらいに初めて知って、その時、歌詞もPVも含めて、
私とDarlingを取り巻く状況と重なっていて、涙が止まらなかった。

長いこと、となりにDarlingがいることが当たり前ではなかったから、
Darlingの肩に寄りかかって、この曲を聴いているうちに、
この半年間のこと、いろんな感情がよみがえってきて、
また涙が出てきた。

曲が終わったとき、気のせいかもしれないけど、
Darlingも、さっと涙をぬぐったような気がした・・・。

コンサートが終わり、Darlingとの別れ際、
用意しておいた手紙を渡した。
素直に、正直に、真実を書いた手紙。
Darlingのため、そして自分のために書いた。

意味のない出会いはない。お互い傷ついたけど、
それでも大切に思う気持ちは変わらない。
すべては魂の成長のため。

人生には、雨の日や曇りの日、霧の日もあって、
今日のように、何もかも手放しに喜びを感じられるような、
晴天の日もある。それでいい。だから人生はすばらしい。


「私は、自分の人生をきちんと味わい、ちゃんと生きてる」。

VIVA LA VIDA!!


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